小学校卒業式。シングルパパが娘のためにやってあげられること。

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シングルパパの子育てザマ

卒業証書

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子育ては8割終了

本日、娘の小学校卒業式を迎えたシングルパパです。

長男が生まれ父親として19年。

長男、次男、長女の三人とともにシングルパパとなって12年。

僕はずっと思っていました。

「子どもが小学校を卒業したら子育ては8割が終わり」だと。

中学生になると、子どもは親の思う通りにはなりません。

自分でやれる事はどんどん自分で判断し、やれるようになります。

子どもに親がやってあげられることも少なくなってきます。

子どもが親からなにかをしてもらうことが嫌になってくるわけです。

やってあげられること。

せいぜい、食事の用意くらいです。

だから、子育てはほとんど終わるのです。

だから、僕は今日、この日、小学校の卒業式に、ほとんど子育てを終える親としてやってあげられることを考えました。

娘にやってあげられる最初で最後のこと。

それは

卒業式に着る着物の着付けを僕がしてあげることでした。

SNSでそのことをつぶやくと協力してくれる人も出てきました。

僕に着物の着付けを教えてくれるという先生です。

着付けにチャレンジ

卒業式に先立ち、その先生が家まで練習用の着物一式を持って特訓に来てくれました。

わざわざ用意してくれたテキストを見ながら何度か先生がやるのを見せてもらい、やってみます。

細かなところがいちいち難しい。

その日は昼から夕方までみっちり特訓。

次の日から娘と二人で復習と練習。

また別の友人が娘の髪の毛を切りに来てくれたり。

これまでたくさんの人たちに助けられて三人の子を育ててきたことを改めて感謝するわけです。

卒業式当日

朝、5時に起き心の準備。

そして朝ごはんもそこそこに

娘の晴れ舞台に備えます。

髪の毛は朝からまた友人が来てくれて着物スタイルに合うように仕上げてくれました。

そしていよいよ着付けです。

練習を何度もしていましたがなかなか難しい。

娘に「そうじゃなくて、こっちが先!」などと言われながら二人三脚の着付けです。

着崩れしないように慎重に慎重に…。

本番

卒業式本番です。

もう、卒業生入場からダメです。

涙か鼻水かわからないような液体が顔を覆います。

保育園、小学校入学からこの日までのことが「仰げは尊し」のメロディーに乗せてぐるぐると頭の中をめぐります。

娘の卒業式ですが、ある意味、僕の子育て卒業式でもあるわけです。

感無量

これにつきます。

よかった。

男1人の子育てを今まで経験出来てよかった。

奥さんがいるイクメンにはわかるまい。

仕事よりも子ども優先!

そんな生き方を選んでよかった。

もう、思い残すことはありません。

いつ死んでもいい。

人生を全うした境地…。

でも、娘と一緒にこんな写真を撮られてしまうとまだまだ死ねません。

僕はしにましぇーーん!

まだまだ僕には2割の子育てが残ってるのです。

子どものためにできることはまだきっとあるはずです。

子どもを立派に育てあげる!

そんな巨大な夢に突き進んでいこうと思います。

宮原礼智(シングルパパ、evernoteアンバサダー、ScanSnapアンバサダー)

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