「イク〇〇」という言葉を使い、国は大人にまでゆとり教育をしようとしてるのではないか。

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1200人を前に講演を

どうも、シングルパパです。

昨日、福岡市民会館にて福岡県母子寡婦福祉連合さんによる九州大会の特別講演をやらせていただきました。

福岡市民会館といえば、僕がまだ学生だった頃はいろんなアイドルからアーティストまでがライブをやってた大きなホールです。

そこのステージで特別講演をやらせていただくというのはとても光栄です。

会場入りしてすぐにステージでMacとプロジェクターの設定をし終え控え室に通されました。

「特別講演 宮原礼智様」

この張り紙が緊張感をマックスにさせてくれます。

始まる前に何度もトイレに…。

そして、講演開始の時間に。

「イクメン」という言葉が大嫌い

イクメンという言葉が世の中に出始めてから僕は

一貫して「アンチイクメン」の立場を貫いています。

積極的に子育てをする男性をなんと呼ぶか?

そう会場に聞くと客席の前の方から声が聞こえます。

「イクメン、イクメン!」

まるでドリフの「志村ー!うしろうしろー!」のように聞こえてきます。

違います。

子育てをする男性のことは

「父親」と呼ぶのです。

「子育てをしない男性は父親ではない。」

ただ、それだけのことです。

「宮原さんはイクメンですね」とよく言われますが

僕は決してイクメンではありません。

「シングルファザー」なんです。

僕のほかにうちの子を育ててくれる人がいなかったから僕が育てたのです。

子育てをやっていくうちに3人の子が大きくなっていく過程を眼の前で見ていくことに楽しみを覚えたのです。

イクボスという言葉まで

ついでに最近は「イクボス」なんて言葉も出だしました。

    イクボス」とは

    男性の従業員や部下の育児参加に理解のある経営者や上司のことです。 子育てに積極的に関わる男性をイクメンと呼ぶのに倣い、そのイクメンを職場で支援するために、部下の育児休業取得を促すなど、仕事と育児を両立しやすい環境の整備に努めるリーダーをイクボスと呼びます。

へー。

ま、いいや。

言葉狩りをするつもりはないので。

世の中にこんな上司は少ないのかな?

少ないから「イクボス」なんて言葉を作って大々的にやっちゃうんだろうね。

「イクボス」なんてならずに、部下から信頼されるリーダーであってほしいと思います。

大人のゆとり教育推進

シングルファザーを長いことやってると、母親の立場、父親の立場など関係なく「子育てをしている人の立場」になってものを考えるようになります。

育児休業なんて取らなくたって子育ては存分に出来るはずです。

育児休業なんて取らずにここまで18年間父親をやってきました。

12年間3人の子どもを1人で育ててきました。

育児休業なんて甘っちょろいわ!

国は大人たちにまでゆとり教育を始めたんじゃなかろーか。

全力で子育てをして、全力で金を稼げよ。

公務員や一流企業のサラリーマンはそれなりにお金もらってるんだから、お国のため、会社のために働きなさい。

それをやりながら、家族のためにも頑張りなさい。

育児休暇なんて取れない、中小企業のサラリーマンもたくさんいます。

育児休暇なんて言葉も知らずに子育て、仕事を1人でやってる人たちも世の中にたくさんいるのだから。

ゆとり教育の若者たちに文句を言うなら、育児休暇なんて取らずに仕事も家庭も両立させてみなさいな。

ひとり親は自己責任

「ひとり親は自己責任」と言われることもあります。

その通りです。

相手と離婚しようが死別だろうが自己責任です。

だから、その人たちは責任を通してます。

その責任から逃げたりする人はごく一部です。

もうイク〇〇なんてやめようや。

権利ばかり主張せずに義務も全うする。

家庭において父親の義務を全うする。

家庭人としての義務を全うする。

会社でも会社員としての義務を全うする。

社会人としての義務を全うする。

「会社が休みをくれないから、家庭で過ごせない。」

そんなことを言う奴は

会社を辞めたって家庭で過ごさないよ。

「子どもがいるから、ちゃんと仕事ができない。」

そんなこと言う奴は

子どもがいなくたって、ちゃんと仕事をしないよ。

ではまた。

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ブログを書いてる人 宮原礼智(みやはら あやとも)
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