シングルパパから大人になっていく娘に知っておいて欲しいこと。

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どんどん大人になっていく娘へ。

どうも、シングルパパ歴13年目を迎えようとしているシングルパパです。

娘が13回目の誕生日を迎えます。

僕が娘の父親になって13年。

1人で育てて13年目になる。

上の子2人は男、1番下が女。

末っ子の女の子というのはとてもかわいい。

かわいくて仕方がない。

しかも、オムツの頃から1人で育てていたとなると思い入れはハンパない。

ちょうど10年前の写真。

娘の3歳の誕生日。

プリキュアが大好きで、持ち物もファッションも全部プリキュアだった。

僕が仕事で二、三日遠方に行こうものなら何度も電話がかかってきて

「パパ、はやく帰ってきてよー!」と泣いていた。

いつも、どこに行くにも常に手をつないでた。

歩き疲れても出来るだけ抱かずに歩かせてた。

そのかわり、家に帰ったら娘はずっとひざの上に乗ってた。

ひざの上で眠りについてた。

娘の誕生日のたびに思い出す。

小学5年生のある日、娘は突然大人になった。

いつも朝はパパが寝てる娘をひっくり返してお尻を1発、パチーン!と叩いて起こしてた。

その日、パパは驚いた。

いつものように朝、娘をひっくり返すと娘のパジャマが真っ赤になっていた。

パパは頭が真っ白になった。

いつか来るこの日のために頭の中でいろんなシミュレーションをしていたが、なんの意味もなかった。

なにをしたらいいのかわからない。

男親というものはこの時ばかりはなにも役には立たない。

気がついたときには携帯電話を持ち、電話帳には入っている知ってる限りのママ友たちに電話しまくった。

朝、子どもを起こして食事の用意などとても忙しい時間帯である。

なかなか繋がらない。

繋がったママ友は冷静にアドバイスしてくれた。

「今からそっちに行こうか?」

とまで言ってくれたが、そこまで甘えるわけにはいかない。

ここは娘の親としてしっかりとした対応をすべきだ!と思ったので断った。

トイレに用意がある。

(そう、以前にこのママ友がこういうこともあろうかと前もってうちのトイレに用意していてくれたのである)

娘にちゃんと言えば、あとは自分で勝手にやるから大丈夫だと。

アドバイス通りに娘を起こしてトイレに行かせた。

言われたように、娘は自分で勝手にことを進めた。

パパは娘を起こしてトイレに行かせただけ。

娘にしつこいくらいに

「体は大丈夫か?」「お腹は痛くないか?」「学校は休まなくても大丈夫か?」

心配で心配で仕方ないのだ。

パパに経験のない、今まで上の子たちでも経験のない緊急事態が起こったのだ。

父親は無力である。

その日一日中、二点を悩み続けた。

晩ご飯をどうするか?

兄たちにこのことを伝えるべきか?

その日Facebookに書いた。

こんな日はお赤飯

炊くべきだと思った。

生まれて初めてお赤飯を作った。

息子たちにも大事なことを伝えた。

娘の体は母親になる準備に入ったから、もうケンカをしても叩いたりしてはいけないと。

息子たちにも理解したようだった。

あれから娘の誕生日を迎えるたびにこのことを思い出す。

このことをこんな風にブログに書いていいのか迷った。

書くべきだと思った。

もし、父親がいなくなったとき、ここは娘に読んで欲しい。

これから同じような状況を迎えるシングルパパたちにも読んで欲しい。

きっと、僕と同じように困るパパたちが出てくるはずだから。

13歳になる娘へパパの生きザマを知って欲しい。

大したことは出来ない、オロオロしただけのパパだけど、これが君のパパだったんだよ。

ではまた。

宮原礼智@クラウドパパ(シングルパパ、Evernote&ScanSnapアンバサダー、プレゼンコンサルタント)

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