文章を書くということ。

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雑記帳

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小学生の時に文章で金賞をとった

ただ文章を書きたいだけのシングルパパです。

小学生の夏休みの宿題である本の読書感想文を書いた。

その本の「あとがき」を丸パクリした。

もちろんそのあとがきは大人が書いてるので意味がわからない部分がある、難しい言い回しがある。

そこは辞書を引きながら、ところどころ小学生の言い回しに書き直した。

夏休みが終わり、学校が始まってしばらく経った日の帰りの会。

僕はクラスのみんなの前に呼ばれて、先生から褒められた。

提出した読書感想文が金賞を取ったのだ。

パクりから始まった。

なんてこった。パンナコッタ。

いつかバレるかもしれない。

バレたらどうしよう。

丸パクリだっただなんて正直に言いだせずに金賞受賞を喜んだふりをした。

東京オリンピックのロゴを作った某デザイナーはこんな気持ちじゃなかったのだろうか。

某デザイナーのニュースを見るたびにあの読書感想文を思い出してた。

僕はパクり金賞を受けて以来、ちゃんと自分の言葉で文章を書くようにした。

金賞に見合った文章を書ける人間にならなきゃいけなかった。

学校の図書室でたくさん本を借り、ノートにその都度感想文を書いてた。

それは今でも変わらない。

本を読むたびにEvernoteに読書メモをつけてる。

本を読み、文章を書く。

いつのまにかそれが大好きになってた。

文章を書くことが全く苦ではなくなってた。

小学生からやってたことが、ブログにつながった。

文章を書いていろんな人に読んでもらう。

自分の子育てをたくさんの人に知ってもらう。

知らないことは、コメントで教えてもらう。

楽しくて楽しくて仕方なかった。

それが新聞の連載コラムにつながった。

始まりはパクりだった。

パクりはいけない。

たまに僕のブログの文章をパクられたりする。

嫌な気分になるもんね。

あの頃の小学生の自分が僕の子どもだったら、なんて言うだろう。

「パクったことは正直に話せ」と言うだろう。

でも、大人の言い回しを子ども言葉に書き換えたことは褒めてあげたい。

僕は文章を書くときには小学生にもわかる文章を心がけてる。

自分の子どもが読んでもわかるように書く。

難しい言葉や専門用語は使わない。

自分の言葉で話すように書く。

僕の文章を面白いと言ってくれる人がいる。

僕はその人を思い浮かべながら書く。

その人だけに向けて書く。

ひとりに絞って書けば、多くに伝わる。

たくさんの人に向けて書けば、誰も理解してくれなくなる。

今までの経験でそれを学んだ。

文章とはそんなもんだ。

うまい文章はいらない。

伝える文章はいらない。

伝わる文章を心がける。

そして、今日もブログを書くのです。

ではまた。

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ブログを書いてる人 宮原礼智(みやはら あやとも)
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