あらすじを聞いても意味がない
いろんなところで、いろんなプレゼンをしてきたシングルパパです。
仕事でも子育てでも絵本でもEvernoteやScanSnapなどのクラウドサービスやガジェットでもいろんなテーマでプレゼンをしてきました。
その全ての表現の根本は「官能小説と絵本」でした。
官能小説でプレゼンを学ぶ
あなたは官能小説を読んだことがありますか?
ストーリーはだいたいワンパターンです。
男と女が致す。
あらすじなんて言ったってそんなものです。
ある人妻と近所の若いお兄ちゃんが…致す。
先生と生徒が…致す。
結局、誰かが誰かと致すだけのストーリーです。
それなのに、官能小説はたくさん出版されており、中にはアマゾンでハリーポッターを抜くほど売り上げた官能小説だってあります。
官能小説の醍醐味はその独特の表現の多彩さです。
アレを「アレ」と言わずに表現して、読み手の想像力を極限まで引き出すのです。
指先に湿気を含んだやわらかいくさむらと、その下の盛り上がった膨らみが触れた。仁科の指はくさむらの中に分け入る。美保は足の力を抜いた。美保の奥地は洪水状態を呈していた。
ー豊田行ニ「野望証券マン」より
このような表現はプレゼンでのトークに大変役に立ちます。
ストレートに説明するよりも、比喩表現をしたほうが伝わりやすいこともあります。
官能小説を読んで、表現力を養ってみましょう。
絵本で学ぶ
官能小説はさまざまな言葉の表現で伝える。
逆に絵本は言葉少なく、ビジュアルで想像力をかきたてます。
官能小説はトーク、絵本はスライドです。
音楽を流して、ズラズラとスクリーンに流れる文字をただ読ませるだけのプレゼン。
長い文字だらけのスライドをたくさん見せるプレゼン。
そんなしょーもないものがいまだにあります。
スライドは視覚に訴えるものです。
絵本のようにドン!と画像を見せて、説明はわかりやすく想像力をかきたてるトークで盛り上げる。
これが、理想のプレゼンです。
官能小説と絵本。
これは完璧なプレゼン教科書なのです。
官能小説も短編集があります。
絵本も官能小説も10分もあればカンタンに読み終えます。
これからプレゼンを学んでみたい。
今よりもプレゼンスキルをアップさせたい!
なんて思ってる方は是非、官能小説と絵本。
いろいろ読みあさってみてください。
目からウロコが落ちるはずです。
ではまた。
ブログを書いてる人 宮原礼智(みやはら あやとも) 子育て・絵本・ワークショップ・Evernote・ScanSnapなど各種イベントの講師をやっております。 宮原礼智への連絡・お問い合わせはコチラまで |
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