昭和天皇の墓、武蔵野陵墓地に行ってきたシングルパパ

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昭和天皇を祀る

バブル全盛期、八王子に住んでたシングルパパです。

平成元年から住んでました。八王子は第二の故郷です。

昭和天皇が崩御された翌年、平成2年に八王子の地に昭和天皇を祀る武蔵野御陵が作られました。

あの頃は僕も19歳。

天皇?知らねーよ!

全くもって興味なかったんですよ。

完全に無知な青二才、アナーキーなガキんちょだったんです。

バブルが崩壊して間もなく福岡に戻りました。

でも、それから20年以上の時を経て、子を持つおっさんになってきたわけです。

天皇陛下がどんな方なのかがわかってきたのです。

そして、この度里帰りした際に武蔵野御陵への参拝を許されたのです。

武蔵御陵、多摩御陵

高尾の駅から徒歩15分ほどの場所にあります。

多摩御陵は大正天皇、武蔵野御陵は昭和天皇が祀られています。

まずは参道。

この一直線に続く道。

歩いて行きましたが、辺りのオーラ。すごい。

参道の段階で荘厳、静寂。

一歩一歩、近づくたびに穏やかな気持ちになっていきます。

入り口に到着しました。

この日、ここに到着したのが午後3時半。

閉門時間は午後4時。

門の守衛さんが「駆け足で回ったら大丈夫だよ」って。

この案内図を見たところかなり広い。

駆け足って…。

仕方ない。駆け足だ。

ずっと長い砂利道が続きます。

この日、結構暑かったのですが周りは森だからなのか、マイナスイオンなのか、それとも他のなにかか、ひんやりとします。

体感的に2度ほど温度が低いような気がします。

道を進んでいくと二股に分かれます。

まっすぐ行くと大正天皇の多摩陵。

右に行くと昭和天皇の武蔵野陵。

時間が無い。まずは右に進みます。

正面に見えてきました。

ここでも二股分かれ道。

右には皇后の東陵があります。

武蔵野東陵

昭和皇后のお墓です。

そして、目的の昭和天皇陵へ

武蔵野陵(むさしののみささぎ)

武蔵野陵手前に小さな小屋があり、守衛さんがいらっしゃいます。

守衛さんに声をかけました。

「なにかここでの正式な参拝方法とかあるのですか?」と。

すると守衛さんは

「ないない、普通で!」と。

へ〜、そうなんだ。

正面に立ったとたん、しばらく動けませんでした。

あの昭和天皇のお墓が目の前にあるのです。

小さい頃から笑顔で手を振ってるイメージだった昭和天皇。

大人になるにつれ、この国の歴史を勉強するにつれ昭和天皇の偉大さを理解した。

現人神のお墓です。

ものすごいパワーを感じます。

写真を撮ってもいいんだろうか?

大丈夫かな。そんな不安も…。

参拝方法は普通にって言われたものだから、ただ深く長い一礼をしました。

もう少し前に進もうと思ってもなかなか足が前に出ません。

深呼吸して心を落ち着かせてやっと前に進めました。

参道で感じた荘厳さの度合いが全く違います。

何十倍もの荘厳。パワーオブ荘厳です。

閉門間際ってのもあって、この場所には誰もいません。

僕1人だけです。

昭和天皇と僕だけの空間なのです。

ギリギリまで近づいて、また深く一礼しました。

この歳になってやっと参拝が許されました。

素晴らしいです。

涙が出ました。

時間が迫り、その場にいたのは五分ほどですが1時間はいたんじゃないかという感じになりました。

その後に駆け足で大正天皇の多摩陵へ

多摩陵(たまのみささぎ)

大正天皇のお墓です。

昭和天皇よりも高い位置にあります。

ここは左側で整備をしてる方々がおり、草刈機の音が鳴り響く…。

僕、1人だけということにはなりませんでしたが、深く一礼をさせていただきました。

大正天皇は僕の中ではよくわかりません。

しかし、僕の祖父、祖母の代の天皇陛下です。

左側には大正皇后の東陵があります。

本当に時間に迫られ駆け足でまわった御陵でしたが、本当に参拝してよかった。

日の元つ国のパワーを感じる場所でした。

日本人なら一度は行っておくべき場所なのかなと思います。

ではまた。

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