殺人事件の裁判

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シングルパパの日々の生きザマ

裁判官が判決を言い渡しました。
生まれて初めて、殺人事件の裁判を目の前で見ました。
僕の友人である、お子さんが二人いるシングルママさん
彼女とメールをやり取りし
「来てくれると心強い」
そう言われ
本日、昼間
福岡高等裁判所に裁判の傍聴に行きました。
福岡高裁
僕の離婚判決が出て以来、ちょうど1年ぶりです。
Philosophy Can Be Sexy ~哲学は時にセクシー~-傍聴券
自分の大切な人が、昨日まで笑っていた人が
まったく関係ない人から
まったく関係ない人に間違えられ
突然、殺されたら
あなたはどう思いますか?
1年ほど前に
佐賀の病院で
暴力団組員から
とある対立する暴力団組員と間違えられ
何の罪もない
一般の男性
たまたまそこに入院していただけで
拳銃で撃たれました。
即死だったそうです。
彼女はその撃たれた方の奥さんです。
今日はその事件の控訴審判決の日
地裁の一審判決では
被告は懲役24年(求刑・無期懲役)
今回、求刑通り無期懲役の判決が出ました。
判決の後、約40分ほど判決理由が読まれました。
ニュースでは知っていましたが
事件の様子がニュース報道よりも詳しく説明されました。
信じられません。
胸が苦しくなりました。
彼女ら被害者は極刑を望んでいました。
当然です。
理不尽な理由で何も罪のない人が
奥さんと子供二人を残し
突然、殺されたのです。
もし、僕が家族を残して殺されてしまったら
もし、僕の大切な人が突然殺されてしまったら
殺人犯である被告人の後姿を見ながら
許せない気持ちでいっぱいになりました。
それが、求刑でも無期懲役
期限が無い懲役です。
終身刑ではありません。
日本の法律の限界なんでしょうね。
とてもやるせない思いです。
この後、上告審があるのかどうかわかりませんが
ずっと、彼女と子供たち、ご家族を
僕に何ができるかわかりませんが
応援していこうと思います。
患者射殺 1審破棄し無期判決
 佐賀県武雄市内の医院に入院していた板金業、宮元洋さん(当時34歳)を、暴力団関係者と間違い射殺したとして殺人罪などに問われた指定暴力団道仁会系元組員、今田文雄被告(62)の控訴審判決が3日、福岡高裁であった。川口宰護裁判長は「有期刑を選択した1審判決は軽すぎて不当」と述べ、懲役24年(求刑・無期懲役)を言い渡した1審・佐賀地裁判決を破棄し、求刑通り無期懲役を言い渡した。検察、弁護側双方が量刑不当などを理由に控訴していた。
 控訴審で、検察側は「一般市民が巻き添えとなった事件の本質をことさらに無視し、量刑は著しく軽い」などとして、無期懲役が相当と改めて主張。
 また、宮元さんの妻篤紀さん(36)も意見陳述。07年8月の道仁会会長射殺事件(1審判決・懲役30年)を例に挙げ「組長が殺されて30年、一般市民が殺されて24年では、家族だけではなく一般市民も納得できない」と訴えた。また「刑が軽くなるのを知っていたら示談などしなかった」と悔しさをにじませた。
 これに対し、弁護側は▽被害者と示談が成立した▽被告は反省しており、重病である--などとして「量刑は重過ぎる」などと訴えていた。
 08年6月の1審判決は「被告は襲撃対象を完全に誤認して被害者に4発を発砲。即死させ平然と立ち去っており、極めて残忍かつ冷酷」と指摘。一方で、道仁会と遺族との間で示談が成立したことや、被告の病気などを酌むべき事情として挙げ、懲役24年を言い渡した。
 1審判決によると、今田被告は、07年8月に道仁会の松尾義久会長(当時)が射殺されたため報復を計画。対立する暴力団関係者が武雄市内の医院に入院中との情報を得て、同年11月8日朝、同院に侵入し、入院中の宮元洋さんを暴力団関係者と間違えて射殺した。

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コメント

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    ペタ、有難う御座います。
    私は、大学で、法律を勉強しました。
    日本の法律家は、永山基準に縛られて
    一人殺しただけでは、極刑にしないのが
    通例になっています。
    最近では、同じマンションの女性を殺し、
    トイレに流したのに、無期なんて、時代錯誤な
    判決出していますね。
    日本の法律家は、永山基準の呪縛に
    捕らわれすぎで、そこから踏み出して
    叩かれるのを恐れている、卑怯者なのです。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    日本の司法のありかたには常日頃 矛盾と憤りを感じています。人の命を奪った以上、命をもって償うしかない・・・それでも遺族は救われないし殺された人も帰ってこない。殺された人の人数で決めるのは全くもってありえないことですね。
    私は死刑賛成派なのですが・・・。

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