なぜEvernoteにプリントを入れるの?
どうも、シングルパパです。
そして、公式Evernoteアンバサダーです。
毎回のように聞かれる質問が
「Evernoteってどう使うの?」なのです。
ネットで調べても本を見てもIT知識がある程度ある方向けに書いてあるので全然わからないって方が多いんですよね。
僕はEvernoteアンバサダーの中でも
「パパアンバサダー」ってことになってますので、主に子どもを持つ親向けに説明や解説をしてます。
だから、パソコンやスマホなどの知識があまりないママさんたちにちゃんと説明出来るように日々精進してます。
最近は子どもの学校や幼稚園などのプリント管理をEvernoteで!ってのをあちこちのメディアで見かけます。
Evernoteを語るときには子どものプリントは切っても切れないものになってます。
うれしいですね。
でも、そこがキモではないんですよね。
ー下は2012年12月のEvernoteブログの記事です。
きっかけは学校のプリントだった――シングルパパ 宮原礼智さんのEvernote活用術 – Evernote日本語版ブログ |
プリントに目を通してる?
まずは、普段、ちゃんと親として子どものプリントに目を通してるのか?ってとこです。
普段、目を通してもいないのにスキャンだのクラウドだのやったって全く意味がないのです。
Evernoteと出会うまで、僕は子ども3人がそれぞれもらってくるプリントを冷蔵庫の扉磁石に貼って管理してました。
プリントに目を通して、授業参観や運動会などのイベントがある場合は冷蔵庫の横に貼ってあるカレンダーにボールペンで書き込んでいました。
子ども3人ごとにボールペンの色を変えてね。
カレンダーの横には三色ボールペンを用意していました。
そうやって管理してたわけです。
時が経ち、携帯電話をガラケーからAppleのiPhone3GSに変えました。
そしてある日、Evernoteというクラウドサービスを知りました。
メモが出来、写真なども自由に貼れるというEvernoteアプリが出た。
iPhoneでプリントの写真を撮ってEvernoteに保存してみたのです。
Evernoteに保存した後にプリントを冷蔵庫の扉に貼ってました。
カレンダーに書き込んでましたが、Googleカレンダーにもスケジュールを入れるようにしました。
だんだんその便利さに気づき、スキャナーを買ってプリントをスキャンしてEvernoteに入れるようになりました。
冷蔵庫の扉からプリントとカレンダーが消え、その代わりにiPadを一台貼り付けるだけでこれまでのプリントとスケジュールが全て管理出来ることに気づきました。
子どものプリントとスケジュール管理は親としてどうしても必要だったのです。
「必要は発明の母」とはよく言ったものです。
時代の中でどんどんと便利な道具が出来てきた。
それらの道具はきっとそう使われるために作られたものではなかったでしょう。
いろんなところでいろんな人が「プリントはEvernoteに」と簡単に言っちゃってますが、そうなるためにいろんな工夫をしてきたのです。
僕はEvernoteに保存するために子どものプリントをスキャンしているわけじゃありません。
親として、子どものためにやってきたことです。
その手段としてのEvernoteだし、Googleカレンダーだし、ScanSnapなのです。
「スキャナーはなにがオススメですか?」
とも、よく聞かれます。
Scansnap の公式アンバサダーでもありますからね。
スキャナーもいろんな種類があります。
問題は何に使うのか?なんですよね。
名刺管理や古い写真、プリントの一枚二枚程度ならスマホのカメラで充分です。
まずはそれでやってみてください。
それを続けていくと、「こんなスキャナーが欲しい」と思ってくるはずです。
小さいスキャナーがあれば足りるものだったりします。
枚数が多くてまとめてスキャンしたいと思えばこんなスキャナー。
スキャンしたいものが大きかったり、切ったり出来ない場合にはこれ
スキャナーだけでもざっとこんな種類があります。
自分で工夫してやってみて、それで道具が欲しいときには必要なものを使う。
子どもが一人だったら、わざわざスキャナーやEvernoteを使う必要はないのかもしれません。
プリントは冷蔵庫に磁石でペタ。
カレンダーにボールペンで記入。
それだけで大丈夫なんじゃないかな?
うちは子どもが3人いたからこのやり方になったのです。
兎にも角にも、まずは子どものプリントに目を通してくださいね。
そこからです。
形から入る必要はありません。
そうしないとスキャナーやクラウドなんて使いもしないし続きはしません。
宝の持ち腐れになっちゃいますよ。
ではまた。
ブログを書いてる人 宮原礼智(みやはら あやとも) 子育て・絵本・ワークショップ・Evernote・ScanSnapなど各種イベントの講師をやっております。 宮原礼智への連絡・お問い合わせはコチラまで |
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