とりあえず、「普通」を頼んでみましょう。
好きなラーメンはもちろんトンコツ。シングルパパです。
先日、東京から来た友人をラーメン屋に連れてったんです。
だいたいの人は福岡に来ると「とりあえずラーメン」というのです。
そこで、ブログ書く。
粉落としや湯気通しなんて食べたことないわ!
で、某ラーメン屋さんに行き店員から「麺の固さは?」と聞かれ、彼は「粉落とし」と言ったのです。
知ってますよ「粉落とし」がなんなのかは。
福岡では麺の固さは
伸びる寸前の「バリやわ」から始まり「やわ」「普通」「カタ」「バリカタ」「ハリガネ」「粉落とし」「湯気通し」「なま」と10種類あると言われます。
まぁ、知識としては知ってますよ。
でも、福岡の人間はだいたい「普通」「カタ」「バリカタ」の3種類しか頼みません。
「ハリガネ」とか「粉落とし」なんて注文をしてる人は見たことない。
そんな注文をするのはよその人間か、ちょっと通ぶった人でしょうね。
その10種類の固さも一時期のラーメンブーム以降に知れ渡ったもので、僕がガキの頃なんてそんなのなかったもんね。
粉落としはザザッとお湯に通して、生麺についた粉を落とす程度の固さ。
湯気通しは、湯気で麺を温める程度。
ナマはそのまま生麺です。
湯気通しとか、ナマとか誰がそんな注文してるんだ?
本当に見たことないよ。
で、「粉落とし」を注文した友人は
「麺がボソボソする」と言う。
当たり前だろ。
無理やりそれを食べた後に替え玉で「カタ」を注文したら
「あ、うまい!」と。
当然っすわ。
普通だったら「ハリガネ」以上は注文させませんもん。
もし、出張や遊びで福岡にきた際にラーメンを食べに行くなら最初はまず
「普通」を頼んでください。
普通を食べてみてから、次の替え玉で好みの麺の固さを注文してみてください。
知らずに固い麺を頼んで「まずかった」と言われると福岡の人間として納得がいきませんからね〜。
福岡に基本的にマズいラーメン屋さんはありませんよ。
あ、最後に。
福岡の人にラーメンの話で「家系」とか言ってもきっとちんぷんかんぷんですよ。
ではまた。
ブログを書いてる人 宮原礼智(みやはら あやとも) 子育て・絵本・ワークショップ・Evernote・ScanSnapなど各種イベントの講師をやっております。 宮原礼智への連絡・お問い合わせはコチラまで |
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